大和証券は、「チャンス抽選」という制度があり、大和証券の株主になっていれば、ポイントがたまり、IPOの当選確率をあげることがあります。私も今回の優待クロス取引で大和証券の株主優待の権利を得ることができました。
大和証券の説明によると、「原則として個人のお客さまへの販売予定数量の15%分の当選を決定します。その後、当選しなかったお客さまを対象に、抽選参加の申込日当日の当社のプレミアムサービスのステージ、または過去の取引実績等に基づき累積した抽選参加の申込日前営業日の交換ポイントの残高に応じて当選確率が変動する「チャンス抽選」により、個人のお客さまへの販売予定数量の5%分の当選を決定します。」
とあります。そして「ポイントプログラム」の交換ポイント残高(申込日前営業日時点)に応じたチャンス回数が得られるとのことです。
交換ポイント 残高 |
チャンス 回数 |
---|---|
10,000ポイント以上 | 10回 |
8,000ポイント以上 10,000ポイント未満 |
8回 |
6,000ポイント以上 8,000ポイント未満 |
6回 |
4,000ポイント以上 6,000ポイント未満 |
4回 |
2,000ポイント以上 4,000ポイント未満 |
3回 |
1,000ポイント以上 2,000ポイント未満 |
2回 |
1,000ポイント未満 | 1回 |
ポイント残高なので、ポイントを消費せずに確率をあげることになります。よって3/Eと9/Eに大和証券のクロス取引をしてポイントをためて行くと良いです。または、IPOがあまりないのなら、9/Eに資金を一気につぎ込んでポイントを多くもらう手もあります。株価70万として、
1000株で2000ポイント 約70万必要*
3000株で4000ポイント 約210万必要
5000株で5000ポイント 約350万必要
10000株で10000ポイント 約700万必要
*信用取引の保証金は除く
私も9月には、5000ポイント位入手できたらと思ってます。
「これだけ資金を投入したらどのくらい当選確率はあがるの?」と思われるので、早速当選確率がいくらあがるか計算です。
まず、大和証券が主幹事として当選確率は3.871%だとします。チャンス回数を10回にしたら、何と
20.0%
になります。これはかなり確率が高くなりますね。優待をGETするために資金がそこそこ必要ですが、取り組んでも良い内容でしょう。なお、基本となる当選確率の計算は以下の過去のブログを参考にしてください。
証券会社の当選確率表(数値) 口座数順
計算方法ですが、チャンス当選10回の確率ですは、5%がチャンス当選にまわされ、チャンス抽選にに参加する人は全IPO参加者の2割だとします。そしてチャンス抽選する人の回数が平均4回とすると、10回抽選の場合向上する確率は、
配分株数/(IPO参加人数*0.2)*(10/4)(回) =10000*0.8*0.05/(31000*0.2)*(10/4)です。 計算すると16.1%となります。
よって3.871+16.1=20.0%となります。
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なお、投資はあくまで自己責任でお願いします。記載された情報をもとにした投資の責任は一切追いません。
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