オプション取引の方法や実績、米国株の個別銘柄について紹介します。なお、投資判断は自己責任でお願いいたします。

Zの米国株・オプション実践ブログ

エイチエス証券 当選確率をあげる方法 SBI証券と比べてどう?

 

エイチエス証券?

エイチエス証券って名前をあまり聞かないと思います。でもどこかで聞いたような。そうです。旅行会社で有名なHISの系列の会社です。エイチエス証券にもユニークなIPOポイントの制度があり、口座開設をするだけで1000ポイントもらえます。(1000ポイントで一回の優待抽選) この制度を利用していかに当選確率をあげていくか、徹底的に検討してみました。

ポイント制度

エイチエス証券の資料によると、全体の抽選枚数の10%を個人に割り当てたあと、その中の50%以上を優待抽選するとのことです。優待抽選は、1000ポイントで抽選1口なのでポイントを使えば使うほど当選確率が高くなります。

ボイントのため方ですが、

  • 月間の「国内株式」と「先物・オプション」の取引手数料を合計して、1,000円(税込)ごとに100pt
  • 「建株ポイント」は、毎週最終営業日の建株残(約定日ベース)の合計建玉建株金額100万円ごとに10pt
  • キャンペーンや不定期に開催するイベントへのご参加、アンケートへのご協力等により、IPOポイント獲得の可能性

とあります。株式の取引手数料1万円分で抽選1口ですね。本ブログでは、リスク少なく確実に儲けることを目指しているので、激しい株式の取引やリスクの高い先物・オプション・信用取引をこの証券会社で実施し、ポイントを貯めるということは想定してません。損失を出したら元も子もないですし、逆に利益をあげられるのならあまりIPOには興味がなくなると思います。

 

ではどうするか? 当選確率をあげる方法

ポイントを貯めるためには、株式の売買をリスクなく実施する必要があります。

  1. リスクの少ない優待目当てのつなぎ売りをエイチエス証券で実施し、細かく手数料を払いながらポイントを貯める。
  2. 優待関係なくつなぎ売りを実施し、手数料を払いながらポイントを貯める。

1の場合、株式の現物買いの手数料が30万円超~ 50万円以下で、572円しかかかりませんので、1万円分の手数料を払い1口の抽選権を得るためには、約20回の優待目当てのつなぎ売りをする必要があります。目安として、1年優待狙いを実施し、1口手に入れるということになります。ただし、エイチエス証券の信用売り建ては制度信用のみですので逆日歩がかかります。

また、エイチエス証券に電話して確認したところ同一時刻に信用売りと現物買いを行うクロス取引はできないとのこと。片方が約定してからすぐあとにもう片方の注文を出すなら可能とのことです。

また、わざわざハイパーアクティブというコースにすると一日2,500円となります。あるいは電話でわざわざ取引すると一回2,477円です。問題は、そこまでわざわざコストをかけて見合うリターンが得られるかということです。(注: エイチエス証券に電話をかけたところ、この両方のケースもポイントをためる取引手数料に該当するとのこと。)

2の場合も同様で優待が手に入りませんからわざわざ手数料のみを目当てに取引することとなります。こういうことをする人はあまりいないとは思いますが、もう少しでポイントがその月に溜まる場合の裏ワザでしょう。

エイチエス証券では珍しく当選確率を公開している証券会社です。ホームページの情報によると以下になってます。

 

注)ここで計算の都合上1%未満は、1%と丸めました。また平均値は追加で計算したものです。

優待抽選がない場合の当選確率の平均値は1.76%、優待抽選の場合は約30%となっています。そして平均の騰落率は54%!

ここで単純計算すると1万手数料を払い、30%の確率で当選し、その場合の利益の平均が平均株価20万として、54%とします。そうすると

  • 資金投入 1万
  • 利益  0.3 x 20万 x 0.54 =3.24万

よってこの前提が正しいとすれば、資金投入(手数料投入)に見合った値となります。ただし、実際は信用売りのコストもかかるのでその分を1万とすると、2万の投入で、3万の儲けとなります。うーん、1万の投入で5万位の儲けなら魅力あるけど手間の割に少しリスクがあるかな....そこでここでもう少し詳しく表を見ると、優待抽選の当選確率は0.2%~100%まで結構幅がありますね。10%以上のものは、エスケーホーム、ゆうちょ、かんぽ、アートグリーン、日本郵政ですね、ほとんどが100%となってます。2年で5銘柄ですね。このうちアードリーンは主幹事ですね。そのため配分枚数が大きくなっていたと想定します。

SBI証券との比較

  • SBI証券は確実なIPOの当選のためには、ポイントを積み重ね200~300ポイント貯めて一気に使うのが当選を狙える。そのために、2~3年程度かかる。ただし、ポイントはIPOに応募するだけで費用がかからずたまる。
  • それに比べエイチエス証券は、手数料さえ払えばポイントを貯めやすい。優待どりに積極的に参加すれば1年程度でたまると想定する。年に2回位当選確率の高い優良の案件が来ると想定すれば儲かる頻度が高くなる。

 

エイチエス証券の使い方

IPOポイントを利用した狙い方としては、以下です。

  • ポイントを貯めるために優待どりのクロス取引をエイチス証券で実施する。
  • また、キャンペーンや不定期に開催するイベントへの参加、アンケートへの協力等でIPOポイントを獲得する。
  • IPOポイントを年に2口程度貯めて当選確率の大きそうな配分枚数の大きな案件(優良大型IPOや主幹事の案件)が出た時に申し込む。

当選確率は本ブログで紹介していきます。注意点としては、制度信用しかないので、売買のコストをせいぜい優待の値段とトントンに抑えることです。私の方でも4月分について優待どりのための取引を実施してコストの実績をとらえて報告いたします。さっそく信用口座も追加で解説します!

 

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なお、投資はあくまで自己責任でお願いします。記載された情報をもとにした投資の責任は一切追いません。

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