Parlerという米国のSNSに、TwitterユーザやFacebookユーザが移行しています。
Twitterには毒がある、Facebookは個人情報がトラックされて使いたくないなどの理由があるようです。
この動きのモニターは重要だと考えます。将来のTwitterやFacebookの業績や株価への影響の可能性があるからです。
Parlerの特徴、口コミ、使用感とParlerの会社の特徴,TwitterやFacebookの今後の株価の影響について調査、検討してみました。
まだ使用は始めたばっかりなので、気づき事項が出たら適宜更新していきます。
結論
まだまだ使用している人に偏りがありユーザー数も他のSNSに比べて少ないですが、機能的には他のSNSより良さそうな箇所もあります。但し、広告的にTwitterやfacebookのライバルになるか否かの判断はできる段階でなく、両社の株価には当面影響しないと考えます。しかし既存のSNSに対する不満もあるため今後の動向をウォッチする必要があるでしょう。
Parlerの特徴
Parlesの特徴は、
「Parlerは、ユーザーの権利を保護することに重点を置いた、偏りのない、言論の自由なソーシャルメディアです。」と規定があります。
もう少し評判などを調べると以下の記述がありました。
「Parlerは、検閲をしないスタンスで注目を浴びている。」
「言論の自由を受け入れ節度が最小限であるである事がセールスポイント」
「Parlerの機能は、Twitterに似ている」
「ニューヨークの通りで言える内容ならパーラーでも言える(創立者 John Matze)」
「Fact checkはせずに米国連邦通信委員会のルールやガイドラインに乗っ取るレベルであり、fact checkはユーザーの責任とする。」
「これらの特徴によって共和党員が使用を推奨している。」
「スパム、テロ、未承諾広告、名誉毀損、恐喝、贈収賄、犯罪行為など、さまざまなコンテンツを禁止」
「Parlerは、収集されたデータは広告やマーケッティングに使用される。」
「まだ黎明期であり、必要な聴衆を欠いている。」
「創業者は、Palerを超党派にしたがったが、トランプ支持者、保守派が多く、及び他のSNSでアカウント停止になったものの流入も有り。投稿には極右のコンテンツ、陰謀説等が含まれていることがある模様。」
「ジャーナリスト等は、制限が同業者より厳しいと批判することもある模様」
Parlerの口コミ
それでは次に実際に、自分の所属している海外のFacebookグループの口コミをご紹介します。
Facebookを去るといった人への主な口コミです.... ですが、昨日まであった投稿がその人がfacebookを辞めたためかもう見れません。記憶の中でまとめます。
- 会話が優しい、荒れていない。
- 極右の連中のツール
- トランプがTwitterで情報だせなくなったので、サポータが一気に移動...
主に印象に残ったのは異常です。
Parlerの使用感
実際、Parlerのアカウントを作って使用してみました。まだほとんど投稿もレビューもしてないので、簡単な印象ですが、情報収集にはいいかもと感じてます。
11/10午前には、アクセス集中してログインがPCからもできないという不具合がありました。
それでは、私が興味を持っている「Option」というキーワードでTwitterと比較して検索してみました。
Twitterでは、なかなか参考になるアカウントを発見できなかった感想です。
それでは、Parlerではどうでしょうか?
以下のように一覧があり、「#optionstrading」の箇所に記事数がのっていて中々便利です。それではその中を除いてみましょう。
すると、以下のような記事があります。以下の人はOptionのディトレードをしている人のようです。いい内容があったら、面白いのでコメントしてみようかな..
Options TradingのSpecialst....なんだか売り込みがあるような...でも原油のトレーダか。
FacebookにもOptionの海外のグループなどがあるのですが、そこに申し込むと、いろいろな通知や広告が来そうなので、私は参加しませんでした。そういう広告要素がない趣味のグループ参加だけにしています。
Parlerの会社の特徴
米国ベースのスタートアップ企業です。
ユーザ数は、2020 7月で280万人です。(Twitter 3億3000万 Facebook 27億人 )
2020年11月には400万人を超えてます。
エンジェル投資家から資金供給を受けており、広告収入モデルに変更する予定とのこと。
2020年6月の時点で、授業員は30人との事。
以上、Wikipediaから。
TwitterやFacebookの今後の株価の影響
まだまだ小さい存在であり、直近でTwitterやFacebookの今後の株価に影響するレベルではありません。
Parlerはまだ従業員も小さく、成長していくためには収益を上げる必要があります。
ところが、不快なコンテンツに反対する大手ブランドによる2020年のFacebookの広告ボイコットの事案を考えると、ParlerのよりOpenで不快なコンテンツが広告に会わないと大手ブランドが考えたら、今後の広告収入依存は厳しい模様です。
よって、ユーザ数が多くなった時に狙う広告は、TwitterやFacebook社のものと違うものになると思いますが、それらで広告主を集めて収益を上げていく絵が見えてきたら、TwitterやFacebookに影響を及ぼすように変わっていくかもしれませんがまだ先だと考えます。
そのため、日々Parlerをモニターしてみようと思います。
まとめ
Parlerの特徴、口コミ、使用感とParlerの会社の特徴,TwitterやFacebookの今後の株価の影響について調査、検討してみました。
使用している人に偏りがなくなり広まり、機能的には他のSNSより良さそうな箇所が増えたら発展するでしょう。広告的にTwitterやfacebookのライバルになるためには、従業員をかなり増やす必要があり、そのために広告モデルかその他の収入モデルが安定してくる必要があります。両社の株価には当面影響しないと考えます。しかし既存のSNSに対する不満もあるため今後の動向をウォッチする必要があるでしょう。
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