実際に株数が証券会社に配分されている値をもとに、当選確率を証券会社毎に求めてみました。
まず、BB株式数が多いソレイジアファーマについてです。
ソレイジアファーマ当選確率
証券会社 | 抽選配分率 | 配分株単位:1単位100株 | M(IPO申込人数) | P 当選確率(単位%) |
みずほ | 10% | 165227 | 8400 | 196.7 |
岡三オンライン | 10% | 1943 | 1300 | 14.95 |
マネックス証券 | 100% | 1943 | 16900 | 11.5 |
三菱UFJM | 10% | 9718 | 13000 | 7.475 |
丸三 | 10% | 1943 | 3400 | 5.715 |
岩井コスモ | 10% | 1943 | 4100 | 4.739 |
東海東京 | 10% | 1943 | 4200 | 4.626 |
SBI証券 | 70% | 1943 | 35000 | 3.886 |
SMBC日興 | 10% | 5831 | 19200 | 3.037 |
合計 | 252.6 |
配分株単位は、配分される株の枚数であり、例えば1000株の場合は、100株単位売買で10単位(10枚)となります。この表を見てもわかるように主幹事のみずほは当選化率が196.7%と非常に良いです。他の証券会社も総じて良い値です。合計の確率は、252.6%となっており、このすべての証券会社にBBした時の値を示してます。もしもみずほだけはずして他の証券会社の確率の合計を計算すると55.92%で、確率ががくんと落ちます。しかしなんだか確率が高いきがします.....次には公開株数が少ないティケーピーについて計算してみます。
ティケーピー当選確率
証券会社 | 抽選配分率 | 配分株単位:1単位100株 | M(IPO申込人数) | P 当選確率(単位%) |
藍沢 | 20% | 50 | 700 | 1.429 |
野村 | 10% | 2344 | 45000 | 0.521 |
SMBCフレンド | 10% | 50 | 1000 | 0.5 |
岡三オンライン | 10% | 50 | 1300 | 0.385 |
大和証券 | 15% | 254 | 31000 | 0.123 |
みずほ | 10% | 101 | 8400 | 0.12 |
東海東京 | 10% | 50 | 4200 | 0.119 |
SBI証券 | 70% | 50 | 35000 | 0.1 |
三菱UFJM | 10% | 101 | 13000 | 0.078 |
合計 | 3.374 |
なんと主幹事の野村でも0.521%です。野村が当選しにくいのがわかりますね。一番大きい藍沢でも1.429%、すべての証券会社でBBに参加したとしても3.374%しか当選確率がありません。市場に出される株数で確率が全然違ってきますね。やはり大型のIPOに期待すべきですね。
ちなみにティーケーピのような場合もBBに参加するとして、1/3.374%=約30。すなわち30回応募すると確率が100%に近づきやっと当選するとのこととなります。
定量的にわかるようになってきたのでスッキリ少ししましたでしょうか。
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