SBI証券は、IPOの時、投入した資金の分だけ、抽選枚数が増えるので重宝しています。
しかし、なかなか当選しないので、以下、どちらが得か考察してみました。
- 500万円をSBI証券のIPO当選で増やす
- 500万円を他の投資で増やすか?
背景として、SBI証券は皆が余剰資金を突っ込み、抽選枚数を増やすので、逆に当選確率は、1枚あたり、かなり下がってしまうことがあります。
今回は定量的に検討しました。
500万円をSBI証券のIPO当選で増やす
まず当選確率のデータをとっているのが2017年3月のティーケーピ以降なので、SBI証券に関係した銘柄のみピックアップしました。
公募価格に基づき、500万円の資金で買える枚数を計算してます。なお、同日にだぶりの銘柄があったとしても、その分は、別々の日として簡易化のため計算してます。
当選確率は、1銘柄あたり、18枚平均に抽選に参加するとの検討により計算しています。
参考記事はコチラ↓
SBI証券 当選確率の見直し その2 生データ公開!
そして、枚数分を当選確率で求めます。それに初期利益をかけたものが期待値として
利益になるお金です。
当選確率の値は、合計で120%になっていますね。実際は、他の証券会社からも応募したので、資金が分散され、SBIでは当選してません。(野村証券では当選1つだけしました)
3月後半から6月の17銘柄で、133,184円が期待Returnです。
大体この3年で、毎年80社程度ありますので、SBI証券が関係しているのが、8割だとすると、
80*0.8=64社分です。
一年間の期待値(期待リターン)は、
133,184 * 64 / 17 = 501,400円です。 少し丸めました。
500万を投入しているので、
期待利回り 10%
となります。
500万円を他の投資で増やすか?
期待利回り10%を凌ぐ投資案件というのは、なかなかないと思います。
もし、米国のバークシャアハサウェイを購入したら、過去の実績からすると年率約20%です。
でも、やはりSBI証券でIPOを実施した方が良いと考えます。
理由:
1) IPO投資は、株式投資とちがい、ほぼ確実にリターンを取ることができる。
2) IPO用のキャッシュは、市場が暴落した時の買いの資金にしておくと、暴落対応+IPO対応の二重の使い道になり、ポートフォリオを組むうえでも良い。
あとは、自分がデータを積み重ねて、当選確率の値の精度を向上させていきます。
また、3か月位したら、当選確率のデータを見直す予定です。
「10%もないんじゃない? とか実績を持っている方がおられたら、問い合わせで情報頂けたら幸いです。」
なお、確率計算は前提を置いて実施してますので、その値を保証するものではありません。あくまでも参考値としてご覧ください。また、その計算方法は、証券会社の当選確率表(数値) 口座数順 をご覧ください。上記の当選確率は、想定の配分枚数で計算しております。
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