きっかけ
本日2017年4月1日なり、新年度がスタートしました。今年度も定量的な当選確率を利用して当選率Upを目指し取り組んでいきたいと思います。当選確率の精度を向上を測ることが取り組課題の一つでしたが、本日はSBI証券の当選確率の計算を見直したいと思います。なぜなら、SBI証券にはIPOポイントという当選確率をあげる制度があり利用している人が多いと想定しますが、その分を考慮に入れてなかったからです。
SBI証券のIPOに参加する人の想定
人気の高いSBI証券を利用し、IPOに参加する人はどういう人でしょうか。以下の人たちだと想定します。
- SBI証券で株取引を通常実施しているがIPOにも時々参加する人。
- SBI証券でIPOポイントをため、数百ポイントを2年位かけてため、大型優良銘柄が出た場合、一気に勝負に出る人。
- 資金に余裕がありIPOの当選確率をあげるために、抽選申込の株数を多めに設定する人。
2の場合の補足ですが、IPOを恒常的に取り組んでする人は、IPO銘柄の評判が悪くても毎回抽選を申し込む人が多いと思います。IPOポイントがもらえるからで、私もそうです。また、3の補足ですが、SBI証券では抽選株数をふやした分だけ当選の確率があがります。例えば売買単位が100株の場合で100株申し込んだ場合は、抽選は1票分ですが、1000株申し込んだ場合は、10票分となります。3月のようにIPO銘柄が沢山出てる場合は、スケジュール的にも資金の余裕が少なくなるので、株数を多めには設定しずらいですが、IPO銘柄が少ない月の場合、例えば4月では余裕資金が増えるのでその分SBI証券に集め当選確率をあげるでしょう。
SBI証券の当選確率の計算式見直し
SBI証券は、IPOポイントの制度があり人気が非常に高いため、逆に最低単位株を申し込んだ場合は相対的に当選確率がさがることになります。よって精度をあげるため当選確率の計算を見直すこととします。当選確率は残念ながら下がります。
今までの当選確率の求め方は
配分枚数*0.7/IPO申込人数
でした。この場合、IPO申込人数は
口座数*申込割合=350万*1%
としていましした。実際は最低単位株申込の人ばかりではないのでその分抽選回数に複数参加する人の分を考慮する必要があります。その割合ですが、3月のようなIPOラッシュの月と4月のようなIPOがあまりない場合では、違いがあるはずですが、3月の場合で2~3回分の株数(100株が申込単位なら200株か300株で)、4月のような閑散期で5~6回分の株数と想定しました。よって計算上平均で4回とします。
そうすると申込人数が4倍に増えることになります。
つまり
配分枚数*0.7/(IPO申込人数*4)
が新しい式となります。現在ブックビルディング中のLIXILビバのケースでいうと
当選確率: 0.944% -> 0.236%
となります。(涙)
正しいSBI証券のIPOでの使い方
ネガティブな話になりましたが、逆に前向きにSBI証券の使い方を考えてみます。
・時間はかかりますがやはりコツコツとIPOポイントをためると当選確率があがるので毎回申し込む。
・SBI証券が主幹事の時、あるいは当選枚数が多い時は売買単位株の4倍以上で申し込むことをガイドラインとする。
もう少し緻密に対応できる場合は、当選確率定量値は本サイトで想定値として公開していきますので、その数値を見ながら判断して頂ければと思います。
例えば以下の条件があった場合、
A証券当選確率 3%
B証券当選確率 1.5%
SBI証券 2%
A証券にまず資金配分して申込、B証券は確率が低いので申し込みせずSBI証券に残額を入れて複数回の抽選を狙う、という方法です。次のケースですが、
A証券当選確率 3%
B証券当選確率 1.5%
SBI証券 4%
これらの場合は、A証券、B証券には申し込まず、SBI一本に資金を集めて勝負です。いづれにせよ、SBI証券はIPO上絶対はずせない証券会社ですね。
また、これらの当選確率の数値を利用した方法が合理的ですが、このサイトで紹介しています。そのための前提としてまとめた記事は、「当選確率のあがるIPO、はじめませんか」にまとめてますので必要に応じてご覧ください。
しかし、国の低金利はずっと続きそうですね。IPOでうまく当てて収入を増やしたいものです。国の財政も気になりますが、コツコツとIPOで当選したいですね。
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なお、投資はあくまで自己責任でお願いします。記載された情報をもとにした投資の責任は一切追いません。