証券会社毎の当選確率表を口座数順に検討し、作成していました。
IPO初めて半年以上経ちましたので、当選実績と応募実績に基づき確率表を、特に申し込み割合者について見直しました。
なお、管理人の個人の調査と見解に基づくため、内容は一切保障しません。参考程度に眺めてくださいね。
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前提
以下が前提でした。
- 公募する株式は100万
- 売買単位は100株
- 主幹事の場合は、公募株式の80%が配分
- 主幹事以外は、公募株式の2%が配分
- IPOに参加する人は口座数の1%
ここで、3,4は、案件ごとに設定することとし、5については、参加する人は、口座数の4%としました。
実際の確率表で、「今の4倍程度は参加する」との情報があったからです。
実際のところは、これらの値はなかなか開示されていないのでわかりません。
「勉強しなっ」てコメントもらいましたが、調べてもなかなかわかるものではありません。
この前提で表を見直し、当選した、日興証券のものが確率的には妥当か否か検証することにしました。
もし、「違う」っていう情報をいただければ、この表を見直しますので、大変助かります。
新しい当選確率のベースとなる申しこみ人数表
今までは口座数の1%でしたが、4%応募するとの前提に変えました。
よって以下の表になります。
証券会社 | 口座数(万) | 抽選配分率 | M(IPO申込人数) |
野村 | 450 | 10% | 180000 |
SBI | 350 | 70% | 140000 |
大和証券 | 310 | 15% | 124000 |
楽天 | 203 | 100% | 81200 |
SMBC日興 | 192 | 10% | 76800 |
マネックス証券 | 169 | 100% | 67600 |
三菱UFJMS | 130 | 10% | 52000 |
松井 | 108 | 70% | 43200 |
カブドットコム | 103 | 100% | 41200 |
みずほ | 84 | 10% | 33600 |
東海東京主 | 42 | 10% | 16800 |
岩井コスモ | 41 | 10% | 16400 |
丸三 | 34 | 10% | 13600 |
GMOクリック証券株式会社 | 30 | 100% | 12000 |
いちよし | 16 | 15% | 6400 |
岡三オンライン | 13 | 10% | 5200 |
エイチエス | 10 | 5% | 4000 |
安藤 | 10* | 10% | 4000 |
SMBCフレンド | 10* | 10% | 4000 |
ライブスター | 10* | 100% | 4000 |
むさし | 10* | 10% | 4000 |
立花 | 10* | 10% | 4000 |
藍沢 | 7 | 20% | 2800 |
東洋 | 4 | 10% | 1600 |
*情報ないため、10とエイヤで想定。
日興証券における検証
それでは、日興証券は、最近1回だけ当選しましたので、上記表の妥当性を確認します。
生のデータ値は以下です。口座数の1%が抽選に参加するとの前提でした。
日興証券 | 当選確率計算使用値 |
ソレイジアファーマ | 3.037 |
グリーンズ | 0.458 |
No1 | 0.115 |
ユーザーローカル | 0.095 |
テモナ | 1.101 |
ウェーブロック | 1.050 |
Lixilビバ | 6.342 |
旅工房 | 0.117 |
ビーブレイクシステムズ | 0.081 |
エコモット | 0.048 |
Finger81 | 0.078 |
ツナグソリューションズ | 0.077 |
SYSホールディングス | 0.108 |
GameWith | 0.264 |
ソウルドアウト | 0.348 |
ユニフォームネクスト | 0.048 |
クロスフォー | 0.449 |
ジェイエスビー | 0.067 |
シェアリングテクノロジー | 0.240 |
UUUM | 0.155 |
ニーズウェル | 0.105 |
PKSHA Technology | 12.316 |
壽屋 | 0.180 |
ロードキャピタル | 0.329 |
西本WismettachHldgs | 1.108 |
マネーフォワード | 12.213 |
大阪油化 | 0.159 |
MS&Consulting | 18.125 |
合計 | 58.812 |
合計の当選確率は、約58%でした。
これが4倍参加するとすれば、
58/4=14.5%
になります。
他の証券会社ははずれていることも考慮すると、日興だけラッキーだったのかもしれません。
よって14.5%で当選したというのは妥当な線と判断します。
本当は、確率や検定の理論から推論しないといけないのですが、そのための再勉強の時間が取れませんでしたので主観的判断で
- 14.5%は、当選した実績として妥当
- よって申し込み人数が4倍の4%も妥当
と仮判断しておきます。
当選回数が今の3倍位になったら、より精度はあがります。
ただ、口座数が増えたり、IPO参加数も増えるかもしれないので、その分も考慮に入れないといけないです。
エイチエス証券は、当選確率のデータを開示しています。この証券会社で当選したら、より精密な比較ができますが、その時に行います。
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