フェデックス【FDX】の強み～新高値中の株価や決算の今後

2020年11月7日

フェデックスの株価の調子がいいです。右肩上がりです。

基本的に取引する米国株は、利用できるものはサービスを利用しています。あるいは、実際のサービスを調べるようにしています。

個人的にも使用しているフェデックスの強みと株価・決算の今後を検討してみました。

フェデックス【FDX】の強み

フェデックスのサービスを実際利用して、2020年10月現在の強みと言えるのは、主に以下の点と考えます。

・日本郵便など郵便サービスがStopしている国がコロナの影響で多い。郵便サービスは、乗客が乗る飛行機の貨物室についでに荷物を載せることが多い。よって専用の飛行機を持つフェデックスが強い。特に、日本-米国の例のように、郵便サービスは停止している。

・米国内や海外との電子取引(買い物)が増えている。これはコロナの影響でネットによる買い物が増加しているため。

・通常、フェデックスは送料がかなり高いイメージがあるが、倉庫会社などと契約して経由すれば、リーズナブルな費用で利用できる。実際、自分は、フェデックス以外の業者は費用が高くて使えない。よってフェデックスがInevitables(代替の効かないもの)になっている。

・現在、冬の時期にもかかり、米国、ヨーロッパともコロナの感染者が増えている。よって、ネットによる買い物は続くと想定する。

逆に、コロナが収束して、飛行機の往来が再開し、郵便サービスもフルに再開したら競争環境は変わるので、その時は節目となるでしょう。

現在の株価を見てみましょう。新高値を付けています!

コロナのボトムの2020年3月の100$付近から約2.8倍の278$まで右肩あがりです。強いです、強すぎます。

それでは、次の決算の予想を確認してみましょう。

次の決算は、2020年12月17日の予定です。予定ですので変更の可能性はあります。

今後のQuater毎の決算数値とともに見てみましょう。

赤字の3Q実績に対して4Q(9/1-11/E)は減少の利益の予想です。

11月といえば、サイバーマンデーなどのセールスの時期が始まっています。

それでは今後の上昇要因と下落要因を検討してみます。

・2020年内は、コロナの感染が止まってないし、ワクチン開発が大統領選までは間に合ってないので、ネットでの売買が盛り上がり、良い決算数値になって現れる。

・2020年内は相場が右肩上がりで高い位置にあり、RSIも80以上が続いているので、下落調整が入るかもしれない。

・2020年内は決算が悪いと失望売りになるが、今までの位置(期待)が高かっため下落幅が大きくなる可能性がある。

・2020年大統領選の波乱で、バイデン勝利の場合は、大型の予算が組まれるが、増税などで株式市場がネガティブに反応する可能性がある。

・2021年以降は、飛行機による世界的な移動が再開になると、郵便サービスが復活していくので、今までのような好決算は期待できないので下落の可能性大。

現状の上昇要因と下落要因を考えると、現状は様子見だと考えます。