宇宙旅行銘柄のバージンギャラクティック【ティッカーシンボル:SPCE】が2021/6/25に、「Full Commercial Launch License」をFAAより取得して大暴騰(1日で約40%」しました。
この株はずっとモニタしていて、ここ数カ月は全体のグロース株が下げても上がるという事を見てきて「バブル性」のある銘柄と認識していました。
暴騰+40%以降の2021/6/28から1~2週間レベルの短期トレードプランを頭の整理を兼ねて行いました。
現物株とオプション売買があります。
対象取引
(1) 現物株1000株の利確と
(2) その資金の半分程度を利用したLEAPS Call買い
(3) 相場の乱高下に合わせたオプション戦術
短期見通し
RSIが83.78と高くなっており、HV(Historical Volatility)は193と異常に高くなっています。(2021/6/25)
RSIが高いと見た投資家が売ってくる可能性があります。また、ボラティリティも高いので、Optionを売る投資家も数少ないですが、Short勢も参入する可能性があります。
一方、このニュースに白熱して、株が買い上げられる可能性もあると考えます。
よってうかつにShortすると、スクイーズして株価暴騰する可能性もあります。
それでは場が閉じてから時間外の動きはどうでしょうか。TradingviewとIB証券両方で見てみます。モニタしている市場が違うためです。両方15分足です。
あげちょりますね。(急に広島弁) 出来高は低いです。
Tradingviewのテクニカルシグナルは、「強い買い」です。これは本当に当たるか否かはあまりフォローしてませんが時々相場の方向性の確認に見てます。
googleトレンドはどうでしょうか。一週間で全世界で調べました。Keywordは
「SPCE」「Virgin galactic」
やはり、FAA ライセンス取得の日は検索相当多くなってますが、土日では落ちています。それ以上調べるネタがないのかもしれないです。
ニュースの日に一発買いでしょうか? ここは盛り上がりを来週頭にも確認したいです。
結論として、買いと売りが錯綜する乱高下しそうな雰囲気です。
但し、私の相場感からみたら、58$はまだまだ低い位置との認識です。
同様に、盛り上がっていった、全固体電池のQS(Quantum Scape)は、冒頭しそうな初期波動をとらえて48$でエントリーしましたが、131$と2.7倍上がってます。
この会社はまだ製品化してません。よって、SPCEは3倍は行くと見ている理由です。
よって短期目標株価を60$x3 =180$と持っています。かってに妄想レベルでもっている内容をご紹介しているだけなので結果に責任はとりませんよ。(笑)
長期見通し
以前募集した時に費用は、25万ドル(約2600万円)かかるとの事です。とても安いです。宇宙ステーション利用が10億円オーダでしたので。
宇宙旅行に関する話題が盛り上がってからもう数十年たってる気がします。
これから本格的な宇宙旅行がやっと始まり、世界中のお金持ちのブームになる可能性があります。宇宙から見る地球は本当に美しいと聞きます。
これから本格的に収益を上げていく事になります。
それは民間人をのせた宇宙旅行だけでなく、NASAから低軌道のペイロード打ち上げに関する契約も今後見込めるからです。Space-Xと同様、圧倒的なコスト削減で、シェアを伸ばしていく可能性があります。
NASA Awards Contract for Flight and Integration Services
はずれるかもしれないので、その認識をしてください。あくまで個人の願望です。
現物株の利確方針/LEAPS Call買い
現物株を1000株手に入れました。取引開始前時間外で購入し、平均単価は
47.6$ 今時間外で58$ですので、約11000$含み益です。
この株は、長期見通しを考慮して、より資金効率の良いLEAPS Callに全部変換していく予定です。
ここであり得るシナリオはふたつです。
1)株を売却したらその後、さらに上昇する。
2)株を売却したら、その後下落。
短期見通しの目標株価から見たら、来週短期の動向ですべて売りたくはない。
よって資金管理上、半分の額の現物株を売り、同時にレバレッジが効いて、半分程度の資金で済む、LEAPS Call買いを同時にします。
時間外売買などでセコセコ稼ぐ考えは、今後の見通しから辞めました。
通常、70-80%の行使価格のdeep ITM のLEAPS Call
買いますが、株価に強気なので、ATM付近のCallを買う予定です。
2023/1/20期日のOption tableでは、55$ Callが24$付近で売ってます。
資金は、24/55 で約半分で済みます。
よって現物株半分500株を売って、その資金で、LEAPS CALLを10単位(10x100)=1000株相当購入に転換します。このLEAPS CALLはガチホです。
もし株だけの運用なら、やはりガチホですね、短期/長期見通しから。
あるいは月曜日に高値で半分売って下がったところを買戻しもアリだと思います。
場の乱高下に合わせたオプション戦術
まずは必要資金の確認から。
Cash Secured Putをかけて、株価上昇により今週すべてキャッシュ化した銘柄は以下。
$MRNA
$ROKU
この銘柄を売るのを辞めて、資金を充てる手もあるが、$TSLA含めた株価上昇により買い付け力が非常に上がった。
よって証拠金をあてたいが、もしうまく行かなかったときの処理用に、$MRNA $ROKUの半分の資金の範囲で運用したい。
約16万ドルの予定。
$QSと同じパターンが楽だが、それはPUTオプションを売り続け。
但し、最後に高値掴みをしたので、
RSI80越えの時は、CSPにPut買い合成のポジション
例えば、株価が100$だったら、
PUT売り x1 100$
PUT買い x2 95$
これで株価下落時に2倍のPUT買いが効いてくる。思うようにいかないリスクも
あるので資金量1/3の5万ドルからエントリ。
まとめ
短期、長期見通しからも個人的にはうかつにSPCEを売るのは早すぎます。実用化すぐまでお墨付きを得てますので、他のSPAC銘柄とは違います。
オプションを利用すると、短期の乱高下にも対応できる戦術が使えそうです。
自分としては、$QSの売買とほぼ同様に行い、SPAC銘柄の仕留め方を学習したいと考えてます。